先斗町について

先斗町は、納涼床で有名な鴨川沿いにある細長い路地にある情緒あふれる街。1927年に完成した先斗町歌舞練場のある三条から四条まで、多くのお茶屋や飲食店などで賑わっています。

その歴史は古く、もともとは鴨川の洲だったこの場所を1670年に護岸工事で埋め立てた時にさかのぼります。18世紀の初めにはお茶屋がたちはじめ、明治以降は京都を代表する花街の一つとして知られるようになりました。

「ぽんと」とは、一説にはポルトガル語の「ponte(橋)」とも。先斗町の紋章である「鴨川ちどり」がそこかしこにあしらわれ、古都の雅を醸し出しています。